[書評] 欲望の見つけ方 ー なぜほしくなるのかが分かる一冊

毎週月曜日の恒例の書評回です。今回は「欲望の見つけ方: お金・恋愛・キャリア」を読んだので、その紹介です。

どんな内容の本か?

みなさんは自分が「なぜほしくなるのか」を考えたことがあるでしょうか?私は今まで真剣に何かがほしくなる理由について自分で考えたことがなかった気がします。

この本ではこの「なぜほしいのか」を「模倣の欲望理論」という方面から説明した本です。これによると、人は他人が欲しがるものを欲しがっており、自分自身の中から欲望はわいという説明をしています。このような「模倣の欲望理論」に解説に加え、如何にこの模倣には注意が必要で、そして良い模倣をするにはどうすれば良いかがこの本には書かれています。

個人的には模倣の欲望によって戦争がなぜ発生するかやなぜフェイスブックがこれだけ流行っているのかなどが説明されている点が非常に面白かった。

どんな人にお勧めか?

この本は以下のような人にお勧めです。

  1. 自分の欲望がどのように生まれるのか知りたい方
  2. 模倣の欲望がどのように社会に影響を及ぼしているのか知りたい方

私の場合は読み始めた理由としては1のどのように欲望が生まれるのかを知りたいというモチベーションで読んでいました。ただ、最後まで読み切ったあと何が一番良かったかと考えると2の社会への影響の部分かなと思っています。

個人的に良かった点

個人的には以下の点が良かったです。

  1. 模倣の欲望とは何か?
  2. 模倣するパターンとそれぞれの特徴
  3. 模倣の欲望がどのように社会に影響

この中でも3の部分の社会への影響に関しては非常に面白かったです。模倣は身近なところに様々な形ででてきている印象を受けました。
この本のおかげで今後は何かほしくなったときに「どうしてそれがほしいのか」を立ち止まって考えることができる気がします。

終わりに

今回は「欲望の見つけ方: お金・恋愛・キャリア」について読みました。この本はもともと同僚が勧めてくれた本で気になったので読みました。
そうしたところ、想像よりも良い本だったので勧めてくれた同僚には感謝しています。

今後も毎週月曜日はこのような書評をあげていますので、本が好きな方は他の記事も見てみてください。

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